二人の美術館

「波音」山下二美子(赤木出身)
日本アンダパンダン展出品作

館長鑑賞
縦1.8m、横7.2mの大作は多様な色の重なりと大胆な筆の動きで一層の存在感を見せる

 

「花」岸本千枝子 (松江市)

館長鑑賞
清楚で美しい。洋風の館の一室を飾る様を思い起こさせる充実実のある作品である。

 
「冬の日 に」梶田英明 (出雲市) 


館長鑑賞
リアルタッチの少女と犬。そして何も描かない背景。そんな風景の妙が作品を強く印象づけている。

「千夏さん」新宅 梢 (浜田市)

館長鑑賞
作家独特の青色と表現スタイルは作品を新鮮感で充たし、美しく魅力的である。

 

「海の静物」白潟吉尭 (松江市)
一水会展出品作

館長鑑賞
使い古しの船板で出来た壁と手作りの作業台。漁村の様をありのままに追求し、味わい深いい絵となる。

「萩城址」加藤勝子(江津市)
東光会展出品作

館長鑑賞
美しく仕上げられた水面。その上に栄枯盛衰の影を落とす堂々とした石垣が古城のイメージを掻き立てる。

「渓流の春」高橋伊武 (江津市)
東光会出品作

館長鑑賞
春の山野。流れ等自然の姿を作家の完成で見つめ、素直に表現した作品に懐かしく心惹かれる。

「飛散・消失・運命」 野田エミ(浜田市・東京)
サロン・ドートンヌ展出品作

館長鑑賞
美しく曲線による形が浮遊する背景から幾何学的な方形が飛び出す形のコントラストが
魅力的

「古都にて(MANDARA)」櫃田勉(鳥取市・松江市)
モダンアート展出品作

館長鑑賞
正確な円形とその構成及び配色美はデザインの世界を匂わせ絵画表現の多様性を感じる。

「水槽のある室内 」片岡春江(浜田市)
東光会展出品作

館長鑑賞
金魚と水槽だけでなく、画面全体の処理と描き込みの美しさも夏日を演出している。

「漁村 」梶谷修弘(出雲市)
春陽会出品作

館長鑑賞
微風の小さな船溜まりか?ナイフタッチの赤と青の筆跡が漁村特有の風景を魅せる。

「窓辺の人形 」井上陽照(埼玉県)

館長鑑賞
ナイフと筆のペイントタッチ。枯花の顔、ぐるぐる巻等表現する喜びが伝わってくる
個性的作品

「時 」近藤隆夫(浜田)
東光会展出品作

館長鑑賞
目線が低い位置からの構図取りとしっかりした写実表現は鑑賞者に多くの想像を与える。

「凪の日」 和崎正美(益田市)
国画会展出品作

館長鑑賞
写実的な表現で巧みに構成された色と形による画面が、何かを訴える力を増す作品である

「漁夫(曳く)」 篠田正元(益田市1919-1990)
二科展出品作

館長鑑賞
無彩色に近い色彩と大きな塊ののみの人物描写が小品ながら強い存在感を持たせる。

「聞こえて来る」 福代君子(出雲市・東京)
現展出品作

館長鑑賞
大胆で美しい色彩構成とマチエールのおもしろさ、その中に何かを感じさせる魅力がある

「地気・萌Ⅲ」 野村泰二(益田市・東京)
独立美術展出品作

館長鑑賞
折り重なるもの、それが人物を想わせ、沈む赤色とマッチした金箔の効果で不思議な情景を作る。

「ロックンロール 」永見俊行(松江市)
昭和美術協会展出品作

館長鑑賞
画面がリズムを刻むがごとく大きな動きを魅せ、形の配置と筆致、配色が正に銅の世界に入っている。

「赤・青・緑」宇山ひとみ

館長鑑賞
無垢な自己表現、表現のうれしさ?を色と筆に一気に盛り込んだと思われる勢いを感じる作品となった。

「都会F 」槙野美智子(出雲市)
行動美術展出品作

館長鑑賞
大都市の人工的な風景と人の住む情景を、青と赤の点描が一層何か落ち着かない環境を
想起させる

サハラの家族(モロッコ)丸山勝三(安来市・米子)

館長鑑賞
独特のデフォルメがデザイン的な美しさを見せ、形の構成と色の美しさが楽しめる
作品である

「落魄」佐田尚穂(益田市)
二科展出品作

館長鑑賞
落魄=おちぶれる…後姿の描写。両手の荷物。とぼとぼと買えり来た田舎橋。素晴らしい情景表現の魅力作。

「午後(二月堂)松谷幸徳(三刀屋町・奈良県)
白日展出品作

館長鑑賞
新緑の中のお堂のイメージを離れ、白に覆われるお堂。ナイフの描画効果等、
全て独創的である

「早春の山麓」宮崎 米作(安来)
創元会展出品作品

館長鑑賞
雪の残る山麓の雰囲気が味わえる。目線が左、右と俺ながら雪の山に到達する構図が
楽しめる。

「シャトー73-B」日野原克磨(美里町・埼玉県1928-2020)
国画会展出品作

館長鑑賞
赤と青を混入した深くて微妙な黒の背景とキャンパス地の大胆な赤がハイセンスな美しさを見せる。

「EOS(屋久島)」 多納 三勢(旧平田市・大阪)
国画会展出品作

館長鑑賞
人は何を見ているか?形や色、白の筆跡 。効果を大事にした背面の描き込みが見る景を
想像させる。

「大道芸人-火を吹く」奥山由治 (松江市1931-2003)
原展出品作 

館長鑑賞
全体の重々しい?赤。誇張した人物と瓶。ただそれだけでスケールの大きさを味わえる。

「家族物語」清水芳武(米子市)
行動美術展出品作

館長鑑賞
家族のありのままが観る人に重くのしかかる。絵の力を存分に見せる作品。
赤子の顔、抱く母親が印象的